祇園昨日は京都のクライアント先の方々と祇園で会食をしました。

会話の中で京都のディープなこと色々お聞かせいただき、知っていたこともありますが、なかなか興味深いことも多く、楽しいひと時でした。

 

老舗企業における事業継承者(経営トップ)の京都社会での想像を超える特別な位置づけ、

老舗企業における従業員の序列、

私のような同じ関西人でも大阪では考えられない独特の価値観・考え方があります。

 

そして、またまた“忖度”

顧客訪問でのにこやかな会話の中に隠された苦言、

他県の人はうっかりと聞き流すような言葉、

それを敏感に察知し対応しないと、

「お出入り禁止」にされてしまうなどということは日常茶飯事。

他県の人には、切られた原因がいっこうにわからない、そんなことも珍しくないとか。

 

そんな細やかな“忖度”の能力をしっかりと身に付けて、長年に渡ってもれなくしっかりと対応することで、初めて老舗の一員と認められ、顧客との深い信頼関係が生まれる。

そして顧客の内側にしっかりとはいりこんだ親身なサービスが可能になる。

他県の人からは「嫌味な一面」とも言えるかもしれませんが、

そのような厳しい環境下で鍛えられていることが

京都企業の強さの一因になっているのではないかと感じたわけです。

 

櫻みち経営塾で実施している経営事例研究会で扱う予定の企業「キーエンス」は大阪の企業ですが、
顧客との信頼関係をベースに現場に入り込み、卓越した提案を行う力を維持しつづけている、

京都の老舗企業の“忖度力”に通じるものを感じます。

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