久しぶりの投稿、ポケモンGOに関する記事で、少し気になったことです。

ゲーム産業は、同じクールジャパンであるアニメや漫画に比べて、政府からの支援が少ないといいます。
経済産業省の担当者らは「ゲーム産業は自力で海外進出できており、支援の必要はない」という認識を持っていると報道されています。
真偽のほどは定かではありませんが、
もし、本当だとすると戦略性の無さに問題を感じます。

どうも、公というものは公平性を重要なメタフレームワーク(高次元の枠組み)にしているため、
強みに大胆に傾斜配分する、つまり戦略的な資源配分ということに不得意のようです。
そのことが日本の競争力低下と無縁ではないでしょう。

強いものをより強く、そのために資源を使う方が投資効率は高くなります。

資源を均等に配分し、いずれの事業も勝利を得られず、結果として組織構成員には小さい果実が公平に分配される、

それよりも、資源は強い分野、成長が期待できる分野に重点配分し、結果として得られた大きな果実を、納得性を大切にして組織構成員に分配することこそが考慮されるべきことです。

そして、資源配分の意思決定に重要な情報を提供するのが管理会計であり、得られた果実を適切な業績評価によって高い納得性のもと配分することを可能にするのも管理会計というわけです。

”公”においては既得権益というものが邪魔をすることは承知の上で、そういう発想は企業はもちろん”公”においても持って欲しい、そんなふうに感じた記事でした。

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