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今日は最近の面白かった本を一冊ご紹介です。

「ザ・セカンド・マシン・エイジ」

約200年前の産業革命によってもたらされた劇的な変化、

その産業革命によって、蒸気機関が肉体労働にとってかわったように、
いま、コンピュータは知的労働を肩代わりしようとしているという脈絡で語られます。

面白いのは、ある意味言い古されていますが、

ムーアの法則です。

「素子の性能は、1年間(現在では18ヶ月ごとと言われているらしい)に大よそ2倍になる」

ここで登場するのが王様とチェスの発明者の話、

チェスを気に入った王様、この発明者に褒美を与えると、

発明者は言います。

「最初のマス目に米粒を1粒、2番目のマス目に2粒、3番目のマス目に4粒・・・という具合に前のマス目の倍の米粒を・・・」

そんなものでよいのかと、王様は了承します。

チェスのマス目は64あります。

さて、64番目には何粒乗るでしょうか?という話です。

計算する気もしませんが、

922京粒とのこと、

数字が大きすぎでイメージできません。

ちなみに半分の32マス目では、40億粒、これならまだイメージできます。

そこで著者は言います。

64マスの半分の32マス、ここから以降が想像もつかないほど加速度的に増えていくのだと、

1958年、米商務省経済分析局の調査対象として「情報技術」が登場してから18カ月×32は2006年になる計算とか、

2006年から、我々の目の前に、「えっ」と思うような革命的進歩が提示されるようになったと言います。

iphoneのsiri

すでに日常に入り込みつつあるロボット

自動車の自動運転

ちょっと前まではSFの世界でした。

これまでの変化はこれから起きることを予想する指針にはならないと言います。

「数年先にはスーパーコンピューターの性能が玩具に搭載されるようになるだろう」

と言います。

著者は、このような変化は、富の偏在を加速すると言います。

受け取るべきメッセージは、

「想像もできない明日に備えよ!」

ということでしょうか。

想像力を働かせることが大事です。

例えば、

「それって本当に人間にしかできないのだろうか?」

不可欠な発想です。

でも一方で、

「人間にしかできないことって何だろうか?」

その問いかけから時としてびっくりするような付加価値が生まれます。