ごあいさつ

平成9年(1997年)に創業し足掛け22年間、管理会計を中心とした経営コンサルティングを行ってきました。

この度、兄弟会社である一般社団法人日本管理会計教育協会の事業により多くのエネルギーを注ぐために、経営コンサルティング事業は個人事務所である櫻井道裕事務所に引き継ぐことといたしました。

しかしながら、経営コンサルティングに対する思いは20年を経ても何ら変わるものではありません。

経営コンサルティングは直接的には、「クライアントの経営を成功に導くための手助け」を目的とすることは言うまでもありません。そして更にそれは、すべての利害関係者に幸せをもたらすことを究極の目的としているということを忘れるわけにはいきません。
成功に導くために私が最もこだわるのは、数字への執着です。
○裏付けなくただなんとなく言っていないか?皆が言うから真実と誤解していないか?
○その計画で本当にその成果を得られるのか?リスクの程度はどれぐらいか?
○その数字は人の心にどんな影響を与えるのか?
ですから、お客様は私を「管理会計」の専門家だ、と言ってくださいます。
「管理会計」を考えるとき、私にはひとつの想いがあります。
もちろん、「管理会計」は会計の一分野です。
しかしそのことによって、「管理会計」はときとして一般のビジネスパーソンにはわかりにくい、こだわりの強いマニアックな道具に落としめられていることがあるます。
法律によってがんじがらめにされた外部報告のための会計(財務会計や税務会計)、そこで要求されるマニアックな理屈など管理会計には無縁なのです。
それぞれの企業にとって必要な管理会計の姿は異なります。
法律の枠にはめることが要求される財務会計や税務会計と、経営に役立つあり方を自らの頭で考える管理会計とでは、求められるものが180度異なるのです。
前者には法律を理解し従う遵法性が求められる一方、後者においては経営感覚と創造性が要求されます。
管理会計にマニアックな会計理論を持ち込むではなく、「その企業にとってどんな手法が経営を助けるのか」、そのことだけを考えなければなりません。
「管理会計」は経営者をはじめ経営を成功に導くべく日夜努力を重ねておられるビジネスパーソン全員のものなのです。
ですから、「管理会計」の良しあしは、それが業績を高めたり、人々を幸せにしたりすることに役立っているかどうかで決まります。
私は、「管理会計」という道具を真摯に経営を考えるすべてのビジネスパーソンの手に取り戻す、そんなことでお役に立ちたいと考えています。

2019年4月1日